2010年12月31日金曜日

引き継ぎ文書その1

照明器具とともに、現地へ託した引き継ぎ文書を掲載します。メールでは負担になるだろうと、印刷して持っていってもらいました。


ソーラーシステム引き継ぎ文書 ページA-1

・バッテリ置き場について

スブーティさんに以前、棚の上に置いてはどうか、と提案されました。
今置いてあるそばの、マーカーやテープが入ってる棚の上、2mはありそうですね。
そのときはコントローラーを目で見てチェックしたいことなど伝えてなかったのですが、日本人がいる間はインバーター経由でパソコンも使うので、仮設であることを伝えてください。
そして、日本人が帰ったあと、どこに設置してどう使用するかを、ゴータマさん、スブーティさんたちと相談、検討していってください。これを読んでからすぐ試行錯誤して良い方法を提案、準備していったほうがよいと思われます。
インバーターを使うのは日本の工具の充電器一つだけなので、おそらく照明だけ使用で棚の上になりそうです。
その場合、配電盤を縦置きにすれば、下からでもコントローラーのランプが見えるかもしれません。
それか、チェックするときにハシゴを登るか。

棚の上は、凹型になっていて、スブーティさんには、自作のバッテリ台を使わず直接置いたほうが倒れにくくて安全だ、と言われていて、そのときはバッテリ台は逆さにかぶせて使うつもりでした。

ここで選択しなければならないのが、バッテリは2つあることです。
小さいのは初日の買い物のときのもの、大きいのは、スブーティさんに中古で大きいものを買えないか相談したら、数時間ですぐに提供してくれました。運転手さんが何事か話してくれたのですが、たまたま持っていたのかもしれません。

バッテリは、3-5年で寿命ですが、使わないほうが劣化が早いです。
2つ並列につなぐのはいいのですが、大きさが全然違うのは逆に劣化を早める、とも言われました。
2つをたまに入れ替えるのならいいですが、面倒そうですね。
ちなみにバッテリのメンテナンスには比重計という機器が必須ですが、今回荷物にはつけていません。一年後でもよいかと思いまして。

倉庫に予備バッテリとして保管するなら、満充電してからですが、大きいほうを返したら使ってもらえるなら、小さいほうをソーラーに設置です。
照明のみならおそらく容量的には問題ないと想像してますが、少し計算が必要になります。

裏面へ
・バッテリ容量と消費電力の兼ね合い計算 ページA-2

大きいバッテリは、65Ahと書かれてありました。
これは65アンペア使うと、1時間でなくなる、という意味だそうです。
実際には電気を全部放出する前に電圧降下して使えなくなるので、その8割、日本では低温でも能力下がりますし、あとは経年劣化で5割ぐらいまで下がり、そのうち寿命、ということになります。

小さいバッテリは、容量を覚えておりません。メモって、帰国後でもいいですから私にも教えてください。
仮に10Ahとしましょう。
LF-610は2W、12Vだから電流は 2÷12=0.17 アンペア
200mAだとしても 8(10Aの80%)÷0.2=40
つまり40個つなげたら1時間でなくなりますが、1つなら40時間、2日は充電しなくても使えそうなので一年間常設で問題なしです。

問題は謎の蛍光灯のほう。大きく見積もって12Wだとすると、12Vで割って1A。
8Wなら0.7A。
大ざっぱに2台合わせて点灯して1Aとしましょうか。
これなら8時間もつので、18時から6時までつけっぱなしだと途中で切れますが、コントローラーが遮断してくれますので、それを確認するのもよいでしょう。
とにかく夜、人がいるときに、4時間ほど付けたり消したりする分には、小さいバッテリでも問題なさそうです。

・設置について
大きいバッテリは重いので、2mの高さまで持ち上げるのは大変です。
小さいほうは、配電盤の「バッテリは水平におく」と書かれた位置にセットして使えるように設計しましたが、高い位置に置くとコントローラーのランプが見えない、というジレンマがあります。
なお、大きいバッテリは端子にとっかかりがなく、しっかり接続しないと接触不良にもなりやすいです。

昼間からの実験でも、パネルに板をかぶせるか線を外して充電できなくし、小さいバッテリでもつ時間を調べ、照明器具の発熱も確かめ、大丈夫そうなら採用、設置スタイルを検討、という順番になるでしょうか・・・

余分な配線は、小さくコイル状に巻くと磁界が発生して発熱が大きくなりますので、大きくまとめる感じで。
切断しないほうが、のちのちの場所変更にいいでしょう。
(続く)
(続き) ページA3

LEDは部屋中央で現地の電球(一つ分?)の代わり、蛍光灯は出入り口にマグネットでつけて非常灯の役目、という使い方もいいかと思います。
マグネットには穴が一つあいてるので、小さい釘で固定しましょう。

特別にどうらくワークで、研修生1と一緒に配線等の設置作業をしてもいいと思います。


・メンテナンスについて

バッテリは、液面を2、3ヶ月に1度チェック。
減っていたら、できれば蒸留水、精製水を足す。(不純物が少ないほうがよい)

電気がもたない(充電量が少ない)、と感じたら、バッテリ側か発電側の問題か、まず見極めてから。
ソーラーパネル側の線は、コントローラーにつながれていると12-13Vに制限されるので、外してテスターで電圧をチェック。昼間18Vなら正常に発電中。
小さすぎるなら、電線の切断の可能性があります。あちこち目で見て、見つからなければ、テスターで部分ごとに切開して調べていくしかありません。
屋根の上は、光を通す薄い板がのっているだけの場所は気をつけて。
一番心配なのはネズミがかじること。
次がパネルの背面、余った線を巻いてありますが、接続した箇所を水分から守りきれているか?長時間の熱でテープがはがれないか?
パネルを固定している針金を2カ所は外して、パネルを起こさなければ見ることができません。

バッテリは、充電しても電圧が12V以下なら寿命でしょう。

ゴータマさんは、昔エレベーター技師だったらしく、「日立や三菱製はよかったぞ」とお話してくださいました。電気系もひょっとしたらお詳しいかもしれませんね。

以上

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